設計・プロジェクト建築家
Michael Markham
積算士
Anthony Prowse & Associates
建築アシスタント
James Jamison
元請施工者
Scott James Builder Pty Ltd
測量士
Walpole Surveying
照明コンサルタント
Richmond Lighting
環境・ガラス技術者
Peter Steudle
地盤工学
AS James Pty Ltd / Coffey Geotechnics
竣工年
2012年
所在地
オーストラリア
カテゴリー
住宅
「この10年が終わるまでに低エネルギー住宅を……そのほかにもいろいろと」。tUGはこの構想に対し、第一原理から解決策を導き出した。コンクリートの内部空間を、温度を安定させる蓄熱体として機能させるものである。
住宅には、地下のワインセラーの上に屋根裏寝室が設けられている。地上階は両者の間ではなく、その脇に位置する。食事、調理、飲酒は一つの三角形の空間で行われる。
中央には、先住民アーティストのKevin O’Brienが設計した中庭(Kopor)がある。
住宅はKopor(トレス海峡のMeriam Mir語で「へそ」)を囲むようにU字に折れ曲がり、オーストラリアに住むことが儀礼を失ったCountryの上で営まれるという事実を受け止めている。
KoporはCountryから切り出されたBeechworth Graniteでできており、風化して酸化鉄の琥珀色を帯びている。三角形の窓を介して、Koporは一瞬、反射的にパノラマと触れ合う。中景となる農地を視界から消すことで、近景と遠景だけからなる場所を生み出している。
環境声明
この建物は、顕著な熱橋を生むオーストラリアの従来工法を避け、エネルギー効率を高めるよう設計されている。骨材組積造の基壇をテント状の断熱外皮で覆い、入念な気密処理によってパッシブハウス基準への適合を図っている。


















